ドイツ語の入門書 [その他]
さて、まだ勉強をしたくない気分なので、もう1冊分なんか書きます。
でも最近本読んでないからなぁ…。
というわけで、ドイツ語の入門書の話をします。
ドイツ語の入門書、現在あたしの手元には3冊あります
(実はさらにあと2冊持ってるんだけど、
先輩に貸したら、もう2年も戻ってきてないので、タイトルさえ覚えてない)。
そんなにいらねぇよって話ですが、まぁ、数打ちゃ当たる的な(?)。
で、5冊読んだ中で、一番オススメなのがこれ。
清野智昭の『ドイツ語のしくみ』です。
安いし、読みやすいし、わかりやすい。
帯に「新書みたいにスラスラ読める!」
と書いているだけあって、
単純に、読み物としておもしろいです。
全然勉強している気にさせない。
読んでいて楽しいし、少し笑える。
けど、それでいて、実は結構、基本中の基本はしっかり頭に入る…ハズ。
というわけで、ドイツ語に興味があれば、
まずはこの本を読んでみることをオススメします。
ドイツ語に興味を覚えること間違いなし。…たぶん。
ただ、ホントにごく基本的なことしか説明されないので、
ちゃんとドイツ語をやりたい場合は、他の入門書と併せて読むことが必要。
それから、付属のCDが、昔のシングルCDサイズなのに注意。
あたしのもっているCDプレーヤー及びパソコンでは、そのサイズのCDは差し込めません。
獨協大学ドイツ語教育研究会の『耳で覚えるはじめてのドイツ語』。
あたしの少ないドイツ語学習経験からすると、
耳で覚えることで、何が一番身に付くかというと、
たぶん動詞の活用形。
ドイツ語の厄介なところのひとつは、
動詞の活用が、現在形だけでも、
1人称・2人称・2人称の敬称・3人称の、
それぞれの単数形と複数形で、
単純に数えると計8パターンあること。
で、しかもそれに不規則変化動詞だのが加わるともう…。
全然覚えられないんです。
で、耳で会話文を聞いていると、
単に読んでいるだけのときとは違って、
意識しなくても、○人称っていうのと動詞の活用がセットで覚えられます。
自分でドイツ語書くときも、
動詞の活用を間違うとすごく違和感を感じるようになる。
というわけで、やっぱ読み書きが上達する近道は、
実は、聞く・話すの繰り返しにあるのではなかろうか、と思う今日この頃。
ラスト。三冊目は、やや中級者向け?
佐々木庸一の『新英語から入るドイツ語』。
郁文堂/1989.04/¥2,520。
古い本だけど、けっこう重宝。
一応、初級者向けの本ではあるんだけど、
固い感じで、ちょっと小難しい。
読むのにけっこう気力がいる。
なので、しっかり勉強しようって人でないと、
飽きるだろうし、つまらない…かも。
でも、内容は充実していて、
基礎文法はすべてカバーしているし、
それぞれの文法が、英語とドイツ語では、何がどう違うのか、きちんと説明されていて、
だいぶおもしろいです。
ただし、今言ったとおり、
この本は、英語とドイツ語の何がどう違うのか、ということを軸に進んでいくので、
そもそも英語の文法が苦手だ、という人には…はっきり言って、向いてません。
代わりに、
英語はできるんだけど、もう一カ国語くらい覚えたいなぁ、という人にはオススメ。
というわけで、とりあえず手元にある入門書を一通り紹介してみました。
あたしはまだ全然、「ドイツ語得意!」って感じではないけど、
語学を学ぶのはけっこう好きだし、楽しいです。
いつかドイツに遊びに行きたい☆
あ、ちなみに、あたしは今、
ドイツ語の長文読解の方法を説明している本を探しているところです。
ご存じの方はご一報ください☆
本当ですね。
ちょっと笑えちゃう語学本なんてあるのかなって疑ったけどアマゾンで「ドイツ語のしくみ」をチラ見してみました。なるほど・・・クスってきますね。この本と他に英語との比較本の二冊を購入しようと思います。
英語習得に三年間くらい力入れてきたのですが ちょっと飽きてきて・・・又、ヨーロッパやアメリカで数か国語を当然のように話す人々と接触していると、もう一つくらい知りたいなぁという欲求も生まれてきてドイツ語にトライしてみることにしました。
とても良いアドバイスありがとうございます。なぁ~んか楽しくなってきました・・・こんな時、自分の単純な性格に感謝します。
by Tomo (2010-11-07 12:51)