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性同一性障害 [専門書]

昨日も書いたとおり、
なんせ手元にあまり本がないので、珍しく2日続けて「専門書」紹介です。

今日は、石田仁編の『性同一性障害 ジェンダー・医療・特例法』。
どうでもいいけど、今回から、Amazonとのリンクを「詳細表示」設定にしてみました。

性同一性障害―ジェンダー・医療・特例法

性同一性障害―ジェンダー・医療・特例法

  • 作者: 田端 章明
  • 出版社/メーカー: 御茶の水書房
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本


これはね、

すっごいイイ本です!!!

あたしが編者である石田さんのファンだということを差し引いても、
あるいは、ちょっと誤植が多い点を差し引いても(笑)、
イイ本です☆


「第1章 総論」では、現段階での最新の医療情報も載っているので、
GID「当事者」で、セクマイ・コミュニティには所属していない人にとっては、
たぶん、すんごい有益☆

トランスジェンダー/性同一性障害の研究者にとっては
全編、読んでみて損はない。
TGやGIDと関係ない研究をしている人でも、統計調査をする人なら、読んでみて損はない。
あと、社会学にちょっと興味がある人、あるいは、社会学を学び始めた人にとっても、
社会学の中級教科書(?)として読んでみて損はない!

と思います。…たぶん。…きっと(笑)。

ちなみに、石田さんファンのあたしとしては、
石田さんの9章の論文は、以下の論文と合わせて読むとことをお勧めします。
っていうか、できる限りこっちから読むのがベター☆
↓↓↓↓↓
石田仁,2002,「甦るブルーボーイ裁判の<精神>―性転換手術とその違法性に関する,雑誌メディアを用いた物語論的言説分析―」,『法とセクシュアリティ』1(1):85-117.
↑↑↑↑↑

これらの論文は、どっちか一方だけ読んでもおもしろいですが、
2本合わせて読むと、マジおもしろいです☆
推理小説の上下巻的な(笑)。

論文に対してそんな評価は失礼な気もしますが…
や、マジで。

他に言い方思いつかないんだもん。
どんだけがんばってた例えても、
夢野久作の『ドグラ・マグラ』みたい。。。
としか…(笑)。

ああ、そうだ☆
そんなわけで、ミステリーファンにもお勧めの1冊です☆
(誰にも頼まれてないけど、勝手に宣伝w)
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