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そーいえば [専門書]

最近、小説を読まずに何をしていたかといえば…。
専門書はけっこう読んでましたw


というわけなので、ついでだから(クリスマスは友だちがデートなので暇なのですw)、
読んで面白かった、一般向けの専門書(?)をちょろっと紹介しようかと思います。

ラインナップは以下のとおり。
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石川大我 『ボクの彼氏はどこにいる?』
加藤秀一 『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』
渋谷知美 『平成オトコ塾』
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性同一性障害 [専門書]

昨日も書いたとおり、
なんせ手元にあまり本がないので、珍しく2日続けて「専門書」紹介です。

今日は、石田仁編の『性同一性障害 ジェンダー・医療・特例法』。
どうでもいいけど、今回から、Amazonとのリンクを「詳細表示」設定にしてみました。

性同一性障害―ジェンダー・医療・特例法

性同一性障害―ジェンダー・医療・特例法

  • 作者: 田端 章明
  • 出版社/メーカー: 御茶の水書房
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本


これはね、

すっごいイイ本です!!!

あたしが編者である石田さんのファンだということを差し引いても、
あるいは、ちょっと誤植が多い点を差し引いても(笑)、
イイ本です☆


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14歳からの社会学 [専門書]

3ヶ月ぶりのブログです。

忘れてたというか、そもそも本もあまり読んでないというか。
あるいは、読んだ本が手元にないというか。

でもあんまりブログを放置しておくのもなぁ…というわけで、
とりあえず手元にある本の感想です。

まず、1冊目。
宮台真司の『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』。

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に世界文化社/2008.11/¥1,300。

最近買いました。
…で、

出版2ヶ月で第4刷って!

すげーーー。。。
宮台だからなのか、
やわらかそうなタイトルだからなのか…。


さて、んで、感想は…

他の社会学の入門書に比べるとかなり異色。



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タグ:社会学系
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発情装置 [専門書]

上野千鶴子の『発情装置—エロスのシナリオ』(1998/筑摩書房)を読みました。

なんだか扇情的(?)なタイトルですが、
立派な学術書です。
「発情とは、自然的な行為ではなく、文化的な行為である」(p.272)と明言したうえで、
発情をうながすもの(=発情装置)のからくりについて論じた一冊。

テーマとされるのは、
買春/売春、セックス・ワーク、ポルノグラフィー、アートにおける裸体、美少年マンガ、
セクシュアルな関係/親子関係、恋愛、性交、ホモセクシュアル/ヘテロセクシュアル…
など、非常に広範。

そうしたそれぞれのテーマについての上野千鶴子の考察は、
「この人は、とことんフェミニストなんだなぁ」と感じさせる。
あたしとしては、共感できる部分が多く、非常におもしろかったです。

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結婚の社会学 [専門書]

山田昌弘の『結婚の社会学—未婚化・晩婚化はつづくのか』(1996/丸善ライブラリー)を読みました。

これは小説と違ってネタバレもないので、簡単に概要を…。

本書では、結婚希望者が減っているわけではない、にもかかわらず、
結婚年齢が上昇し、独身者が増え続けているのはなぜか、という疑問を出発点としています。
で、統計資料を交えた考察の結果、山田昌弘は、
1.経済の低成長を直接の原因とする「女子上昇婚」の機会の減少
2.男女交際の活発化を直接の原因とする「恋愛結婚システム」の変化
という2つに、現在の日本の結婚難の原因を求めます(p.158)。
そして「結婚したくても『できない』人が、一定の割合で生じることは、
現在のシステムを前提とする限り、不可避」(p.160)であるとしたうえで、
今後も結婚難は「徐々に進行する」(p.166)と予測しています。

以上が大雑把な概要です。
詳しくは、『結婚の社会学』、
あるいは、山田昌弘の他の本(『近代家族のゆくえ』『家族のリストラクチュアリング』など)にも似たようなことが書いてあるので、
そちらをどーぞ。

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