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そーいえば [専門書]

最近、小説を読まずに何をしていたかといえば…。
専門書はけっこう読んでましたw


というわけなので、ついでだから(クリスマスは友だちがデートなので暇なのですw)、
読んで面白かった、一般向けの専門書(?)をちょろっと紹介しようかと思います。

ラインナップは以下のとおり。
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石川大我 『ボクの彼氏はどこにいる?』
加藤秀一 『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』
渋谷知美 『平成オトコ塾』
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まず1冊目。
ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫)

ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫)

  • 作者: 石川 大我
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/03/13
  • メディア: 文庫
ゲイである石川さんのライフヒストリー。
6年前に出た本の文庫化。
6年前は、セクマイであることを公言して本を書く人なんてほとんどいなかったから
(しかも実名で! しかも若い!(当時の大我さんは20代後半))、
けっこう衝撃的でした。
今はセクマイ関連の本も増えたけど、
大我さんが6年前に本を出した頃と、社会はそれほど変わっていないので、
「ゲイであること」に悩んでいる人たちにとっては、未だに力になってくれる1冊です。



2冊目。
ジェンダー入門―知らないと恥ずかしい

ジェンダー入門―知らないと恥ずかしい

  • 作者: 加藤 秀一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
あたしは大学時代から加藤秀一先生のファンですw
ふだんはもっと難しめの本を書くことが多いですが、これはものすごくわかりやすいです。
ぶっちゃけ、『図解雑学 ジェンダー』よりわかりやすいんじゃないかしら?
ジェンダーという言葉を知らない人に、
あるいは、ジェンダーを習いたての人に、
そして、ジェンダーには詳しいと思っている人にも、
ぜひ一度、読んでもらいたい1冊です。



3冊目。
平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero)

平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero)

  • 作者: 澁谷 知美
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本
これもジェンダーの入門書に最適な1冊。
男の子視点に立った、男の子がより生きやすくなるためのジェンダー本。
今までのジェンダー本の多くは、男性の反感を買いやすいものだったと思うのだけど、
あるいは、若い女の子にもなかなか響かないこともあったと思うのだけど、
でもこれは、比較的、今の若い子たちに、男女問わず、
すんなり受け容れられる書き方になってるなぁと思います
(多少、説教っぽい章もあるけど)。
とくに5章「包茎手術はすべきか否か」は、
今までこんな話を書く研究者はいなかったため、男の子必見です。

ちなみに、渋谷さんの他の本、『日本の童貞』も、
『平成オトコ塾』よりは固い内容だけど、
面白いのでオススメです☆

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