SSブログ

交渉人 [小説(その他ミステリー)]

なんだか最近、「マイカテゴリー」のカテゴリーの仕方が適当な気がしてしょうがない…。

と、まぁ、それはどうでもよくて、
五十嵐貴久の『交渉人』を読みました。

交渉人 (幻冬舎文庫)幻冬舎文庫。2006/4。¥648。
↑↑↑
前々から、
書誌情報をつけようかなぁと思っていたことを、今思い出したので、
いきなりだけど、つけてみました。

さて、五十嵐貴久も、読むのはこの本が初めてです。
これも文句なしにおもしろかった!

ネゴシエーターは、あたしの憧れの職業ベスト3に入ります。
短気で落ち着きがなく、待つのがキライ、
そのうえ声が普通と違う(→人を落ち着かせることができるような声ではない)あたしには、
まったくもって向いていない職業ですが、
だからこその、憧れの職業です。

で、そういうわけで、まず職業がイイ。
そしてストーリーがおもしろい。
最初っから最後まで、息もつかせぬ、って感じです。
ただ、謎解き(?)は…まぁまぁ。
びっくりはしない。
最近『チルドレン』で、似たような話を読んだなぁと思いつつ。

そしてこの本、社会派小説です。
医療過誤問題。
最近、社会学でも医療社会学や福祉社会学がやや流行ってるっぽいです。
でも、難しいんだよなぁ…。
あたしは今まで大きな怪我も病気もしたことないので、
そして身近にもそういう人ばかりなので、
医療とか福祉って、なんだか全然、実感が伴わない。

でも、だから、
こういう小説って、すごいなーと。
医療が全然身近じゃないあたしにさえ、いろいろ考えさせるところが。
小説の魔力だなーと。

…ん? なんか、話それました。
というわけで(?)、
うん、『交渉人』はかなりおもしろかったです。
一晩で一気に読み切るのがオススメ☆


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

DZイニシエーション・ラブ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。