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包帯クラブ [小説(ミステリー以外)]

なんだか9月くらいからバタバタと忙しく
(ノープランなくせに学会に参加したせいです…)、
1ヶ月ぶりの更新。。。
読んだ本はたまる一方です。

さて、で、
天童荒太の『包帯クラブ』を読みました。


包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)

ちくまプリマー新書/2006.02/¥760
…って、値段書いておいてなんですが、実は借り物です。
友達から本借りるって、すごい久しぶり。


で、本題。『包帯クラブ』。

…微妙?
いまいち中途半端。
なんか、もっと長く書いてもよかったんじゃないかなぁ、みたいな。
やっとクラブになった!…と思ったら、あっという間に解散だし。
…かと思えば、すぐ復活だし。
心理描写とかもあっさりしすぎで、だいぶ物足りない感じです。

ん〜…。

それに、なんていうか、
石田衣良とか、村上龍を読んだときみたいな気持ち悪さ。
「オレは若い子の気持ちをちゃんとわかってるんだよ」的な。

あたしも、もう25だから、
あたしの感覚も、
今の10代の子たちとはすでに結構離れてるんだろうなぁとも思いつつ。
でも、それはそれで仕方ないし、
それならそれで、別の書き方があるんじゃないか、と思うのです。
無理して(本人は別に無理はしてないのかもだけど)、
若い子たちに寄り添おうとしてる感じが、
不自然っていうか、逆に厭らしいっていうか…
とにかく、微妙。

まぁでも、映画化される(もうされた?)らしいから、
それなりに共感する人もいるわけで、
そんなら、まぁいいか、とも思ったり。。。

なんか、更新復活してすぐ尻すぼみな文章。
でも、ま、いっか。


タグ:映画化 自殺
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