サバイバー・ミッション [小説(本格ミステリー)]
さて、今さっき、『チルドレン』についての感想を書いたばかりですが、
まだ感想を記録してない本があと7冊(!)あるので、今日中にもう1〜2冊分。
というわけで、
小笠原慧の『サバイバー・ミッション』を読みました。
ホントのところ、
あたしは、ミステリ好きではあるのですが、
警察ものやSFものはあまり好きではありません。
が、
これは文句なしにおもしろかった!
展開が速い上に、予測がつかないから、どんどん引きつけられるし、
SFちっくなわりに、描写が精密で、リアル。
推理ものとしては…微妙だけれど、
でも、犯人を突き止めるまでの過程を、主人公といっしょに追う楽しさは抜群です。
後巷説百物語 [小説(本格ミステリー)]
まとめ書きをすると言いつつ、
先週は1冊分書いたところでやめちゃったため、
続・まとめ書き。
(そうしている間に読み終わった本は1冊増えて、今日中にさらにもう1冊増える予定)
第2弾は、京極夏彦の『後巷説百物語』です。
あたしは京極堂シリーズも好きだけど、
こっちのシリーズはもっと好きです。
登場人物たちの粋な感じと、
仕掛けのわくわく感がスキ。
『続巷説百物語』のラストはちょっと切なかったから、
ホント、待ちに待った続編!
どれもこれもおもしろかったけど、
やっぱり一番は「五位の光」。
ちょっと切ないけど、すごくイイ。
白兎が歌った蜃気楼 [小説(本格ミステリー)]
死亡推定時刻 [小説(本格ミステリー)]
パーフェクト・プラン [小説(本格ミステリー)]
99%の誘拐 [小説(本格ミステリー)]
実家で読んだ本シリーズ第8弾。
岡嶋二人の『99%の誘拐』を読みました。
井上夢人は2〜3冊読んだけど、
そういえば岡嶋二人、読んだことないなぁと思って。
で、どれを読むか悩んだ末に、
解説者が西澤保彦だというので、この本に決定。
で、大正解。
めちゃくちゃおもしろかったです。
ふだんはあたし、推理小説を読むことが多いので、
犯人がばれるシーンが楽しみなのだけど、
今回に限っては、
計画が成功しますように&犯人がばれませんように、って
始終ドキドキしっぱなし。
なんかよくわかんないけど
(犯人に感情移入する要素は一見なさそうなのに)、
知らないうちにどんどん引き込まれてく感じ。
あたしの中ではひさびさのヒット作品。
そのうち岡嶋二人の他の本も集めようかな。
きみとぼくの壊れた世界 [小説(本格ミステリー)]
「クロック城」殺人事件 [小説(本格ミステリー)]
明けましておめでとうございます★
新年です。
修論提出まで1ヶ月を切っています。
というわけで、今回も、今読んでる本の紹介だけ。
感想は後ほど
(というか、読み終わってないから、感想も何も…)。
前回挙げた伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』は、めでたく年明け前に読み終わり…、
今読んでいるのは、これです↓
またしても、買ってしまいました、新書。
だって、気になったんだもん。
袋綴じだし!
「○○城殺人事件」って、いかにも本格〜♪ って感じだし!
が、あたし、ファンタジーは苦手なので、
なかなか小説の世界に入り込めず、やや難航しています。
まぁ、どうせ今は修論書かなくてはいけないから、
そんなに時間もとれず、逆に、都合がよいと言えば、よいんだけれど。
というわけで、今日も、今読んでる本の紹介のみでおしまいです。
クビシメロマンチスト [小説(本格ミステリー)]
西尾維新の『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』を読みました。
結構おもしろいけれど、
ハマるってほどでもなく、
でも、読んでしまうのは、たぶん、
主人公の過去が気になるから。
誰を殺したのかとか、
10年間誰ともコミュニケーションを取らずに…ってどういう状況なのかとか、
玖渚との出会いとか、
5年前に何があったのかとか、
いろいろ気になるじゃん。
ってことで、シリーズ2冊目です。
今回はなんだかドロドロ。グロテスク。
や、死に方とかでなくて、ラストの哀川との会話が。
でも、好きです、こーゆーの。
そーゆー考え方に賛同はしないけど。
西澤保彦もそうだけど、
人間の内側にあるドロドロしたものを形にできる作家って、ホントにすごいと思う。
クビキリサイクル [小説(本格ミステリー)]
西尾維新の『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』を読みました。
ライトノベル読んだの、久しぶり(10年ぶりくらい)。
新書で本買ったのも久しぶり。
ふだんならライトノベル&新書は
あたしの守備範囲外なのですが
(マンガは好きだけど、「絵がある小説」はキライ。
新書は値段高い)、
笠井潔の『探偵小説と記号的人物』で、
清涼院の影響を受けた作家の代表に
西尾維新が挙がってたので、
これは読んでおくかと…。