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水没ピアノ [小説(本格ミステリー)]

佐藤友哉の『水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪』を読みました。

水没ピアノ―鏡創士がひきもどす犯罪 (講談社文庫 さ 87-3)講談社文庫/2008.04/¥800。

鏡家サーガ、第3弾。
本格ミステリーです。
あたしの感覚では、3冊中、
一番ストレートでオーソドックスな、本格ミステリー。
こーゆーミステリーは好きです。


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続きは、多少、ネタバレの危険あり。注意。
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腕貫探偵 [小説(本格ミステリー)]

西澤保彦の『市民サーヴィス課出張所事件簿 腕貫探偵』を読みました。

腕貫探偵 (ジョイ・ノベルス)ジョイ・ノベルス/2007.12/¥819。

短編7つ。
どれも、市役所の、
「一般苦情係」っていう変な係の人が、
市民の相談(?)を聞いて、
そのトラブルの謎を解決する、という話。

でも、最初の3編は、
市役所職員が解決する…というよりは、
市役所職員の与えたヒントをもとに、
相談した本人が解決する、っていう感じです。

なんか、『完全無欠の名探偵』を思い出します。
懐かしいvvv

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百器徒然袋ー風 [小説(本格ミステリー)]

京極夏彦の『百器徒然袋ー風』を読みました。

百器徒然袋-風 (講談社文庫 (き39-12))講談社文庫/2007.10/¥1,086。

『百器徒然袋―雨 』に続いて、
今回も榎木津が主役。
京極夏彦の作品はみんなおもしろいけど、
京極堂シリーズの中では
あたしは断然、この2冊が好きです。

なんてゆーか、爽快。
いや、痛快?

他の京極堂シリーズは
どちらかといえば、全体的にしっとりした?感じなんだけど、
この2冊は、メチャクチャ…というか、ムチャクチャというか…。

ひたすら榎木津が楽しそう(笑)。
そして、そういう榎木津の、
自由奔放で唯我独尊・傍若無人なところが好き…というか、うらやましい。

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生贄を抱く夜 [小説(本格ミステリー)]

西澤保彦の『生贄を抱く夜』を読みました。

生贄を抱く夜 (講談社文庫 に 24-17 神麻嗣子の超能力事件簿)講談社文庫/2007.12/¥714。

「神麻嗣子の超能力事件簿」シリーズ第7弾。
3・5・6巻に続き、4冊目の短編集。

…おもしろかったんだけど、
やっぱ、短編とか番外より、長編の続きが気になるっ!

今のとこ、長編だった1・2巻以後、
ストーリー自体は進展せず。
なのに、3巻の『念力密室!』に収録されている「念力密室F」では、
だいぶ未来の話(?)が描かれていて、
その間がすごい気になるのです。

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ルームシェア [小説(本格ミステリー)]

なんだか12月はあっという間です。
忙しくて、ブログ書くこと、すっかり忘れてた。。。
というわけで、たまってる分を書きます
(最近はこうやってまとめ書きばっかりだ)。
…まぁ、本もそんなに読めてないので、数は少ないけど。

さて、で、まずは…
宗形キメラの『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』を読みました。

ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子 (講談社ノベルス ムB- 1 私立探偵・桐山真紀子)講談社ノベルス/2007.11/¥950。

講談社ノベルスは今、25周年「感謝祭」の最中なので、
応募者全員サービスの「講談社ノベルスクロニクル」が欲しいなぁと思って、
最近、ちょこちょこ買ってます。
あと1冊!

さて、で、『ルームシェア』。
うん、まぁまぁ。
オーソドックスな推理小説って感じ。

二階堂黎人の『猪苗代マジック』と少しリンクする場面があるので、
そっちを読んでから読むことをオススメします。

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タグ:探偵小説
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パズラー [小説(本格ミステリー)]

西澤保彦の『パズラー 謎と論理のエンタテイメント』を読みました。

パズラー―謎と論理のエンタテインメント (集英社文庫 に 11-3)集英社文庫/2007.09/¥600

6本の短編。

これぞ「本格!」って感じ。
西澤保彦は本当に好きです。
あたしのなかでは断トツ。

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冷たい校舎の時は止まる [小説(本格ミステリー)]

辻村深月の『冷たい校舎の時は止まる』(上・下)を読みました。

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)左:講談社文庫/2007.08/¥819
右:講談社文庫/2007.08/¥819

これも、
文庫化するのをずっと待ってた本です。
新書のときは「上・中・下」の3冊だったのが、
文庫は「上・下」の2冊になってて、お得感。

序盤から、
よくわからない世界に閉じこめられたり、
時間が止まってしまったり、
いっしょに閉じこめられた仲間の一人が
すでに自殺しているんじゃないかという疑惑がもちあがったり…。
そうかと思えば、仲間が一人ずつ消えていったり…。

おっかないです。

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フリッカー式&エナメルを塗った魂の比重 [小説(本格ミステリー)]

佐藤友哉の『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』と、
『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』を読みました。

フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 >エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)左:講談社文庫/2007.03/¥714
右:講談社文庫/2007.09/¥781

佐藤友哉の本は、前からずっと読みたくて、
文庫になるのを待っていたのですが、
『エナメルを塗った〜』の発売まで、『フリッカー式』の発売に気づかなかったという…。
毎月、文庫の新刊はちゃんとチェックしてるつもりだったのになぁ。
ささやかに悔しい。

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風が吹いたら桶屋がもうかる [小説(本格ミステリー)]

なんだかだらだらしていたら月日が過ぎて、いつのまにやら8月最後の日です。
今月はちゃんとブログ書く予定だったのに…。

というわけで、すんごい前の話ですが、
井上夢人の『風が吹いたら桶屋がもうかる』を読みました。

風が吹いたら桶屋がもうかる (集英社文庫)うん、微妙。
井上夢人はけっこう好きな作家ですが、
これは微妙。

西澤保彦の「安槻シリーズ」みたいな感じの、
論理の組み立てがメインのミステリー。
そういえば、
いまでこそ大好きな「安槻シリーズ」も
『麦酒の家の冒険』を最初読んだときは、
「微妙〜」って思った記憶が…。

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ウルチモ・トルッコ [小説(本格ミステリー)]

深水黎一郎の『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』を読みました。

ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ !なんだか、西尾維新を買い始めて以来、
「文庫以外では小説は買わない」決まりが破られつつあります。
というか、これでジャスト20冊目。

さて、で、『ウルチモ・トルッコ』。
タイトルは、日本語訳だと「最後のトリック」…らしい
で、そのタイトルのとおり、
読者を犯人に仕立て上げるという、
本格ミステリーにおける「最後のトリック」を目指した(?)もの。

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タグ:探偵小説
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